2017年4月9日日曜日

「ポークカレー」新宿モンスナック

「ポークカレー」新宿モンスナック


今日は突然カレーが食べたくなった!


「カレーライス」食べ歩き

高校の学食のカレーの味が忘れられず、それならと都内の大学に入ると地元の竹馬の友と都内の「カレー屋」を食べ歩きました。

秋葉原、駿河台下神田「すずらん通り」と言えば「キッチン南海」、上野、新宿等々。そんな中、好きになったカレー店が二つありました。


池袋西武百貨店地下街の「カレーショップ」

学生時代、ここで「カレー」を食べて、「焼きそば」を食べて、「チーズドック」を食べてから「池袋文芸地下」で映画を見たものです。

当時は痩せの大食らいで、これくらい食べても平気でした。

ある日、映画館でたまたま100円玉を拾ったので、50円玉を友人に渡したのですが、その話を今でもお酒を飲んだ時にしたりします。見ていた映画は「ローマの休日」でした。

自分の通っていた大学の学食は「カレーライス」がまずくて、カレーのルーをどけてご飯にくっ付いたカレーだけで十分ご飯が食べられる品物でした。要するにカレーが辛いというよりは塩っぱかったのです。

で、そんな池袋西武の地下の「カレー屋」は、今は実はもう改装されて無くなってしまったのです。


新宿に「カレー」を食べに行こう

ところが、昨日行ってきた「カレーショップ」は、昭和35年創業で昭和時代の味を引き継いで今でも元気に営業しているのです。

紀伊國屋書店」ビルの地下1階にあり「コ」の字型の椅子席のみです。

テレビで良く「カレーは飲み物」のように言うタレントさんがいますが、ここのカレーは昔から「スープカレー」風でした。

知人は「あそこのカレーは水っぽくてカレーとは言えない!」と主張していましたが、自分は反論せず黙々と通っていました。

昔は、紀伊国屋の地下に足を踏み入れるとカレーの匂いが漂っていました。




「ポークカレー」¥650

いつも注文するのは「ポークカレー」です。相変わらずの味で満足の行くものでした。お時間があったらぜひお立ち寄り下さい。

何故、昔ながらの味を求めるのか?

自分の体の中に「味の基準」とう物差しがあって、その味を覚えているからではないでしょうか。

自分が良く行く、あるいは食べに行ったあのお店の「カレーライス」に比べて、今日食べた「カレーライス」は美味しい。というように「味を判断するためのスタンダード」になるものが誰にでもあるのではないかと思います。

今日は天気が悪いのでロードバイクで走れなかったので、久々に懐かしの「カレーライス」を食べようと新宿に出向くことにしたのでした。


「モンスナック」
東京都 新宿区 新宿3-17-7 紀ノ国屋ビル地下1


【「カレーライス」プロローグ09

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昼総合点★★★☆☆ 3.8